突発性難聴とは 、ある日突然、おもに片耳が聞こえなくなる高度感音性難聴です。
原因は不明ですが、ウイルス説と内耳の血液循環不良説が有力です。

診断は、症状の経過を見たうえでなければ難しいようです。
いちど「突発性難聴」と診断された後に、聴力低下や変動、めまいなどの再発により、診断名が変更されることも珍しくありません。
西洋医学的な治療法として、どこの病院でも、ステロイドホルモンが第一選択になっているようです。
投薬と点滴があります。

これで回復が思わしくない場合は、抗血栓薬のデフィブラーゼに切り替えるところもあるようです。
ただし、ステロイドホルモンの長期連用は副作用(気分の落ち込み、胃痛、不眠、湿疹、高血圧、高血糖)など症状を訴える方も診られます。
なお、ステロイドホルモンは、妊娠中や授乳中の女性には投与できません。
糖尿病、肝疾患の方にも注意が必要とされています。
その他の治療法として、薬剤、高圧酸素療法、星状神経節ブロック、ステロイド鼓膜内注入療法などがあるようです。

早期の突発性難聴は、ハリ治療の効果が大いに期待できます。

突発性難聴に有効な特効穴に鍼療法・耳周辺の・頸部・肩部の血流改善を目的とした鍼療法
・全身の関連したツボへの鍼灸療法
・全身的な症状改善を目的とした経絡療法
・治療効果の持続を目的とした軽い運動指導並びに栄養指導を行います。
勿論患者様の訴えや症状を十分に踏まえ、鍼灸療法を行います。
身体の不調などお気軽にご相談下さい。
ご予約お待ちしております。

加齢性難聴(老人性難聴)

加齢に伴って起こり、特別な原因がない難聴のことです。

加齢に伴って脳に音を伝える有毛細胞が障害され、一般的に高い音から聞こえにくくなります。
いったん壊れた有毛細胞は再生することはないとされており、治りにくいと言われています。
加齢性難聴を悪化させる原因として、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化)、喫煙、過度な飲酒、騒音などがあります。これらの原因を取り除くことが、加齢性難聴の予防になります。

また、環境を整えることも大切です。
騒音などは体の中に酸化ストレスを増加させ、正常な組織を壊してしまうため、難聴を起こしやすくすると言われています。

病院での治療法

加齢性難聴には根本的な治療法はないとされています。
「加齢性難聴だから治りません。加齢性難聴だから薬は出ません。慣れてください。気にしないでください」とか言われる場合が多いようです。

補聴器を選ぶか、重度の場合、人工内耳を選択することもあるようです。

当院の鍼灸療法といたしまして、早期に鍼灸療法を開始するのが望ましいのですが、進行した加齢性難聴の場合は、もとに回復することが困難な場合もあります。
その場合は、目標を進行防止にして治療することもあります。

耳周辺の・頸部・肩部の血流改善を目的とした鍼療法
・全身の関連したツボへの鍼灸療法
・全身的な症状改善を目的とした経絡療法
・治療効果の持続を目的とした軽い運動指導並びに栄養指導を行います。
お気軽にご相談下さい。
ご予約お待ちしております。

急性音響性外傷・騒音性難聴                       

ライブやコンサート会場で非常に大きな音を聞くことで起こる難聴です。
ヘッドホン難聴、インカム難聴なども当てはまります。 
いっぽうの騒音性難聴は、大きな音に慢性的にさらされて少しずつ進行する難聴です。 
いずれも、強大な音響を聞いたために、内耳の有毛細胞が障害を受け、回復不能になるために起こるといわれています。耳鳴りを伴うのが特徴で、オージオグラムの波形は4000Hz付近の聴力だけが低下してV字型になる傾向があります。

病院での治療法

軽度の障害は投薬治療により軽快することがあるとされています。
軽度の障害に対してはステロイドの効果はあったけれども、音響障害が大きい場合は効果がなかったという報告もあります。たいていの場合は、治療が難しいようです。 

鍼灸療法といたしましては、早期治療が大前提となり、治療が遅れると回復が困難となります。
耳周辺の・頸部・肩部の血流改善を目的とした鍼療法
・全身の関連したツボへの鍼灸療法
・全身的な症状改善を目的とした経絡療法
・治療効果の持続を目的とした軽い運動指導並びに栄養指導を行います。
お気軽にご相談下さい。
ご予約お待ちしております。