こむらがえり

就寝中によく足がつる事は御座いませんか!?

気持ち良く寝ていると突然ふくらはぎに引裂ける様な激痛が走りその後も強い痛みが持続して起こる厄介な痛みで、起床しても痛みが続いたり歩行時に持続的な痛みを起こしたり、日常生活に支障をきたす症状を俗に(こむらがえり)と言います。

時には就寝中だけでなく、日中突然足が吊る場合もあります。

軽い症状の場合は、数時間で痛みは消失しますが、ひどい時は毎晩足が吊り寝不足や神経症状(イライラ)など引き起こすと言われています。

この(こむらがえり)は中高年に多く診られる症状で下半身の疲れや運動不足特に、腓腹筋の血流不足で起こると言われています。

もう一つは水分不足とも言われますが、特に電解質などのカリウム・マグネシウムが不足して起こるとも言われています。

なぜ腓腹筋の血流不足で(こむらがえり)が起こるのか!?

まず筋肉は筋と腱とから構成され、筋肉が過剰に伸び縮しないように、筋肉には筋紡錘というブレーキ、腱には腱紡錘というブレーキが備わっています。


日常生活において、この筋紡錘と腱紡錘が、伸び縮のバランスを絶妙に調整しますがなんらかの影響で、腱紡錘の働きが低下すると腱が収縮し続け足がつる事に繋がりま
す。

また、水分不足や下半身の血流不足により、筋肉や細胞に必要な電解質を供給できずに、筋肉内に疲労部室が蓄積する事により筋肉が硬くなりこむらがえりを引き起こします。

年を重ねると、この腱紡錘の機能が衰えてきますが、マッサージやストレッチなどで疲労を貯めない様にすることで、腱紡錘の老化を防ぐ効果があります。
当院では局所的な施術だけでなく、全身的な身体のバランスや症状を踏まえ患者様に合った鍼灸療法やマッサージを行います。

また、施術効果を持続して頂く為に運動指導・ストレッチ指導など行ってますのでお気軽にご相談下さい。

ご予約お待ちしております。